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旅先で水を選んだ著者の経験
原典の著者は、フィリピン留学を含め世界15カ国・25都市以上を訪れ、当時ETHOSで働いていました。留学生から水道水を飲めるか尋ねられることが多く、旅の経験をもとに記事を書いています。
ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの滞在先では水道水を飲めたと書く一方、塩素のにおいが気になり、滞在中はミネラルウォーターを買っていました。英国人の旅行者から英国でも飲めると聞いた経験もあります。本人が飲めたという記録は、その国の全ての地域や施設の安全を保証するものではありません。
国名だけで飲用の安全を決めない
海外の水道水が全て飲めない、飲めるのは15カ国だけ、という一律の判断はできません。渡航先の公的案内、地域の供給情報、滞在施設の管理方法を確認します。災害や供給の問題などで、同じ場所でも状態が変わることがあります。
CDCは安全を十分に確認できない水を飲んだり口に入れたりしないよう案内しています。外務省のフィリピン医療事情は、生水・水道水を飲用に適さないと説明しています。原典の国別一覧や国数、アジア・アフリカの割合を、現在の安全基準として使いません。
硬度と汚染の有無は別の問題
WHOの硬度に関する資料では、水の硬度は主に溶けたカルシウムやマグネシウムなどのイオンに関係し、通常は炭酸カルシウムに換算した量で表します。カリウムとミネラルの含有量をそのまま硬度とする原典の説明は修正しています。
軟水か硬水かだけで、細菌やウイルス、化学物質による汚染の有無は判断できません。原典の著者は硬度で体調を崩したことがないと書いていますが、本人の経験を一般の体質や飲用の安全の保証にしません。商品の味や成分を選ぶことと、安全な供給元を確かめることを分けて考えます。
飲む水だけでなく調理と歯磨きにも
原典はペットボトルの水や学校のウォーターサーバーを紹介しています。CDCは水道水の安全が不確かな地域で、未開封で工場封印された市販水か適切に消毒された水を、飲用・食事の準備・調理・氷・歯磨きに使うよう案内しています。サーバーは供給元や管理を施設へ確かめられます。
著者は最初にミネラルウォーターで歯ブラシを洗い口をゆすぎ、後に水道水を使っても体調が変わらなかったと記録しています。しかし、その経験だけで歯磨きに使えるとは判断しません。安全が不確かな水を避けたい人を神経質と扱わず、施設で使う水を確認します。
においや煮沸だけでは全て判断できない
著者は旅先で塩素のにおいを気にしていました。においへの好みと健康上の安全は別に考え、においだけで有害かどうかを判定しません。煮沸の時間や冷蔵庫での保存日数を、場所や水の状態に関係なく一律に勧めるものでもありません。
CDCは沸かしたばかりの水で作った飲み物は一般に安全とする一方、濁りや変色のある水が化学物質で汚染されている場合、煮沸や消毒で安全にはできないと案内しています。水の状態が分からない時は市販水を選び、施設や地域の公的指示に従ってください。
食事と体調不良も一緒に備える
原典は食事前の手洗い、瓶の飲み口の汚れ、食材の保存への注意も取り上げています。CDCは石けんと水の手洗い、缶や瓶の外側を清潔にしてから飲むこと、よく調理され熱い状態で出される料理などの安全な扱いを案内しています。店の外観、味やにおいだけで安全を保証しません。
飲み水に注意していても、体調不良の原因を食べ物だけと決めることはできません。水分が取れない、症状が強い、改善しない時は地域の医療へ相談できます。留学前に学校の相談先、受診方法、保険の条件を確認し、全てのカードで海外医療が無料になるという原典の保証は使いません。
出典:ETHOS原記事。本文は当時の体験を基礎にし、宣伝枠と属性を一括りにした否定的表現を除いています。




