2022年2月10日以降のフィリピン入国に関して
ココがポイント
2022年2月10日から、ワクチン接種等した外国人(商用・観光目的の査証免除対象者、及び、既存の有効な査証を有する外国人)の入国が許可されました。
以下、在フィリピン日本国大使館からの引用
1 フィリピンへの外国人の入国
2月3日、フィリピン政府は、2022年2月10日からの外国人のフィリピンへの入国について、以下のとおり発表しました。
※2022年1月29日付け領事メールその194でお知らせしたフィリピン政府発表の変更とされています。
新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種等の要件を満たす外国人の、商用・観光目的の査証免除による入国及び既存の有効な査証による入国が認められます。
2 査証免除による入国者
(1)対象者
ア 査証免除対象国・地域からの渡航者で、30日以内の商用・観光目的で渡航する者
※日本は査証免除対象国・地域に含まれます。
イ バリクバヤン対象者(フィリピン共和国法第9174号)並びにその配偶者及び子
(2)条件等
ア 査証は免除される。
イ 新型コロナウイルス感染症に係る「完全なワクチン接種」者であること(「完全なワクチン接種」者である親に同行する12歳未満の子は除く。)。
「完全なワクチン接種」とは、以下のことを満たすものを指す。
(ア)出発国出発日時から14日間以上前に、2回接種するワクチンを2回接種済みである、あるいは1回接種するワクチンを接種済みであること。
(イ)ワクチンは以下のいずれかであること。
(i)フィリピン食品医薬品局によって発行された緊急使用許可、もしくは特別許可が出ているワクチン
(ii)世界保健機関(WHO)の緊急使用リスト
ウ 次のいずれかのワクチン接種証明書を出発国出発時の航空機搭乗時及びフィリピン到着時に提示すること。
(ア)世界保健機関(WHO)が発行した国際ワクチン接種証明書
(イ)VaxCertPH
(ウ)相互の取り決めのもとでVaxCertPHを受け入れた外国政府(※)の国内デジタル証明書または接種証明書
※日本はこれに含まれます。
(エ)その他フィリピン政府が許可するワクチン接種証明書
エ 陰性証明書の提示
フィリピン到着時、出発国出発前48時間以内の陰性のポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)検査結果を提示すること(乗り継ぎ者については、乗り継ぎ空港の敷地外ないし乗り継ぎ国に入域・入国していない者は、これから除かれる。)。
オ フィリピン到着日から30日以内にフィリピンから帰国・出国するための航空券を所持していること。
カ フィリピン到着の時点で旅券の残存有効期間が6か月以上あること。
キ フィリピン到着前に、信頼できる保険会社による、フィリピン国内滞在中の新型コロナウイルス感染症治療のための海外旅行保険(最低補償額3万5,000米ドル)に加入していること。
ク 上記の要件を完全に満たさない者は入国拒否ないし国外退去の対象となる。
ケ 入国が認められた場合、到着後の検疫所指定の施設における検疫隔離の対象とはならない。ただし、到着日を初日として、7日目までセルフ・モニタリングを行うこと(何らかの症状が生じた場合には地方自治体(LGU)に報告すること。)。
(3)フィリピン国籍者に同行する外国籍の子
ア フィリピン国籍者の親に同行する外国籍の子のうち、いかなる理由であれワクチン接種していない12歳未満の者は、当該フィリピン国籍者親に係る入国、検査及び検疫措置に従うこと。
イ フィリピン国籍者の親に同行する外国籍の子のうち、12歳以上17歳までの者は、同人のワクチン接種の状況(接種の有無)に応じて、それぞれの場合の検疫措置に従うこと。ワクチン未接種の場合は、その外国籍またはフィリピン国籍の親が当該子の検疫所指定の施設における検疫隔離に付き添うこと。
3 既存の有効な査証を所有する者による入国
(1)フィリピンの9(a)査証以外の既存の有効な査証を有する外国人で、上記2(2)イ及びウを満たす者は入国が認められる。また、到着後の検疫所指定の施設における検疫隔離の対象とはならない。ただし、到着日を初日として、7日目までセルフ・モニタリングを行うこと(何らかの症状が生じた場合には地方自治体(LGU)に報告すること。)。
(2)上記2(2)イの「完全なワクチン接種」に係る要件を満たさない者は入国拒否ないし国外退去の対象となる。
(3)上記2(2)ウのワクチン接種証明に係る要件を完全に満たさない者は、到着日を初日として、5日目に行われるRT-PCR検査の陰性結果を受けるまで検疫所指定の施設における検疫隔離を受ける必要がある。その後、到着日を初日として、14日目まで自宅検疫を行う必要がある。
4 その他(フィリピンの9(a)査証による入国)
(1)上記2(1)以外の者(例: 査証取得が必要な国の国籍者)で、以下(2)の要件を満たす者は、フィリピン政府から入国免除文書(entry exemption document)の発行を受けて、入国が認められる。
(2)要件
ア 上記2(2)イ~エを満たすこと。
イ 到着後、検疫所指定の施設における検疫隔離の対象とはならない。ただし、到着日を初日として、7日目までセルフ・モニタリングを行うこと(何らかの症状が生じた場合には地方自治体(LGU)に報告すること。)。
ウ 上記2(2)ウのワクチン接種証明に係る要件を満たさない者は、到着日を初日として、5日目に行われるRT-PCR検査の陰性結果を受けるまで検疫所指定の施設における検疫隔離を受ける必要がある。その後、到着日を初日として、14日目まで自宅検疫を行う必要がある。
5 本件に関する問合せ先
上記の内容はフィリピン政府の発表によるものであり、その解釈等はフィリピン政府の専権事項となりますので、より具体的な内容等については、フィリピン入国管理局、在日フィリピン大使館等にお尋ねください。
なお、フィリピンへの入国が許可されるか否かは、フィリピン入国管理局等のフィリピン政府の裁量となりますので、その点も併せてご留意ください。
6 在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれては、感染予防に万全を期すとともに、コミュニティ隔離措置、感染状況、医療事情、航空便、入国に係る規制(検査・検疫措置を含む。)等に関する最新情報に引き続き注意してください。
留学生に関連する事項
必要な渡航書類
- フィリピン到着時に残存有効期間6ヶ月以上あるパスポート
- ワクチン接種証明書
※日本の自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書」、およびデジタル庁・厚生労働省が提供する「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」 - フィリピン到着日から30日以内にフィリピンから出国するための航空券
- 出発48時間以内に取得したRT-PCR検査陰性証明書(英文)
※電子情報の場合は必ず印刷すること➔2022年5月30日からワクチン3回接種済みの方はPCRなど陰性証明が不要 - 海外旅行保険(最低保証額35,000米ドル)の加入➔2022年5月30日から保険加入も強制ではなく、あくまで任意
「One Health Pass」の登録
フィリピンに到着する全ての渡航者は、事前にオンラインでの入力フォーム「 One Health Pass 」への登録が必要です。
注意ポイント
登録完了後に表示されるQRコードとtransaction numberを必ず保管してください。
「One Health Pass」登録フォーム
「Traze Contact Tracing」アプリのダウンロード・登録➔義務撤廃
ココがポイント
2022年5月9日現在
「Traze」アプリの利用義務が撤廃されました。現在、不要です。
「Traze Contact Tracing」は、2020年11月28日から、フィリピン国内全空港において、全ての出発・到着客に対し、新型コロナウイルス感染者との接触追跡を行うスマートフォン用アプリです。
「Traze Contact Tracing」ダウンロードリンク
「Traze Contact Tracing」の詳しい登録方法はコチラ
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義務撤廃 接触追跡アプリ「Traze Contact Tracing」
続きを見る
フィリピン入国後
フィリピン到着時の隔離施設での隔離は必須ではありませんが、到着日から7日間は自己隔離です。体調が優れない、コロナのような症状が見られる場合は以下のように対応しましょう。
- 学校のマネージャに相談する。
- 代理店に相談する。
- ジャパニーズヘルプデスクに相談する。
基本的にセブ島にある語学学校は、ジャパニーズヘルプデスクと提携していますので、マネージャに相談するのが一番良いでしょう。
フィリピン・セブ島の感染対策
フィリピン・セブ島では下記のような感染対策がされています。
- マスクの着用義務
- ワクチン証明書の提示
- 入店時の検温
- アルコール消毒
- ソーシャルディスタンスの確保
昨年に比べるとフェイスシールド着用がなくなったりと身軽になった反面、ワクチン証明書がないとスーパーマーケットに入店できない、店内飲食ができないなど直面することがあります。ワクチン証明書は常に持参しましょう。また写真でも入店許可される場合があるので、スマートフォンに保存しておくと便利です。ワクチン証明書を提示する際にIDを求められることもあるのでパスポートのコピーも準備しておくと良いでしょう。
帰国時に必要なもの
帰国にも必要な書類が何点かあるので、前もって確認しておきましょう。
- 出発72時間以内に取得したPCR検査陰性証明書(日本書式あり)
- 誓約書
- 質問票
>質問票WEB
※回答後、QRコードを作成。スクリーンショットまたは印刷し、検疫時に提出。
>質問票の記入方法
>検疫法第12条に基づく質問
※事前準備・印刷が必要 - アプリの登録
まとめ
フィリピン入国が緩和し、外国人の姿も見られるようになってきました。まだまだ規制があったりで前のようにスムーズな出入りはできませんが、待ちに待った留学の再開です。約2年、待っていた方、お待たせいたしました!!
留学サポートステーションは現地セブ島から、どこよりも早い情報をお届けしていきます。皆様のご連絡お待ちしております。
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フィリピン永住の日本人スタッフが、最新の情報を収集しています。日本からでは知ることができない定住者からの情報を活かして、コロナから再開した語学学校などの情報をご提供しています。フィリピンの状況や語学学校の情報が豊富にあり、充実したカウンセリングが可能です。