従来のジプニー
みなさんお馴染みのジプニー。
セブ島の色んな所を走っているので見た事ある方も多いですよね。
2020年コロナが流行し、一時期姿を消していました。
コロナ前のように無理矢理詰め込んで乗ることはなくなりました。
このタイプは、車体の後ろから乗り込み、まだ乗るの?ってくらいギューギューで、運賃は横の人に渡してドライバーに渡してもらい、下車するときには手すりをカンカンと叩くかプスッと合図して降りたものでした。
まさに蜜で濃厚接触でした。
ジプニー革命
そんなジプニーに革命が起きたのが2017年。
PUVMP(Public Utility Vehicle Modernization Program)、要するにジプニーの近代化を目標にした政府の計画です。
それから数年後、エアコン搭載したジプニーが現れたのです。
2021年6月現在、複数の団体からエアコンジプニーが運行されています。
特にオススメのジプニー
PeoplesJeep
快適の一言でした。
座り方はジプニーのように対面ですが、席が一つ一つ分かれているので、ギューギューに詰め込まれることはありません。
しかも、席幅も広めです。意外と重要なポイント。
コンダクター(車掌さん)が行先を聞いてきてお金を払う仕組みです。レシートもちゃんともらえます。
更につり革、モニター付き。窓は開けられるようになっていて非常脱出用の窓を割る金槌が設置されていました。
つり革は付いていましたが感染予防で、席数以上乗ることはありませんでした。
運賃: 初乗り11ペソ~
ルートは以下を参考に。
ココがポイント
このPeoplesJeepの優れた点は、IT PARKからミングラニリアへ移動可能になったことです。2021年6月現在始発から終点までたったの41ペソと破格。これによって、シティからANJO WORLDに直通で行けるようになったということですね。観光の幅が広がったのではないでしょうか。
BEEP
BEEPは初代エアコン付きジプニーで先駆け的な存在ですね。
バスとジプニー(ジープ)が合体してBEEPになったとか。
BUS + JEEPNEY(JEEP) = BEEP
内装は普通のバスのような前向きで座るパターンですね。
BEEPには2種類のタイプがあって、色で分かれてます。
青のBEEP: 26席(定員33名)
白のBEEP: 22席(定員31名)
青の方が若干大きめですね。
運賃: 初乗り11ペソ~
ルートは以下を参考に。
ココがポイント
PeoplesJeep同様、無理矢理詰め込むことはなく、乗車中の時間が非常に快適です。エアコン効きすぎ注意で、座る場所によっては直当たりする可能性があります。念のため羽織るものがあると良いですね。
その他のエアコン付きジプニー
調べていたら、各地域の団体が出していてキリがないくらいありました。
ですので、ここでは名前を紹介するだけにします。
車種も色々あるようです。HINO, JMC, FOTON etc.
PITAM
PIT-OS TALAMBAN MANDAUE TRANSPORT COOPERATIVE = PITAM
LATRANSCO TSC
LAHUG APAS TRANSPORT COOPERATIVE = LATRANSCO
参考ルート
17B Apas-Lahug-Escario-Jones-Carbon
EL PARDO TSC
参考ルート
10H Bulacao - Pardo - SM
LAMADOTRASCO
LAPU-LAPU MANDAUE DRIVERS OPERATORS TRANSPORT COOPERATIVE = LAMADOTRASCO
名前が長いですね。
参考ルート
Punta Engaño- Lapulapu (Mercado) and Punta Engaño- Mandaue (Highway)
UDOTCO
UNITED DRIVERS AND OPERATORS TRANSPORT COOPERATIVE = UDOTCO
5L's CLSKB
参考ルート
01K Urgello - Parkmall via E-Mall, SM, City Health & vice versa
今でこそ、感染対策で席に区切りがありますが、このベンチシートタイプの車両は危険な香りが。
筆者はPITAMに乗車しましたが、PeoplesJeepに比べると車内の密度は高めで対面の席との距離感も近いです。
まとめ
今回は最新型のジプニーをご紹介しましたが、いかがでしたか?
学生時代はお金もなく、ジプニーで移動していた方も多いのではないでしょうか?
タクシーに比べると時間はかかるものの、値段は圧倒的に安いし、エアコンはついてるし上手に使っていきましょうね。
従来のものにはなかった自動ドアがついているので、ストリートチルドレンが勝手に乗り込むことはなさそうです。危険度も下がった気がしますが、引き続き貴重品など、しっかり管理しましょう
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